農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

関東で野菜の病害虫が多いと予想 病害虫発生予報第8号

 農水省は10月7日、平成23年度の病害虫発生予報第8号を発表した。
 向こう1カ月の発生予察では、大豆でハスモンヨトウと吸実性カメムシ類、野菜でハスモンヨトウとタバコガ類の発生が多くなると予想している。

 大豆では、ハスモンヨトウが関東と北陸で「多い」、近畿と九州で「やや多い」、べと病は関東と九州で「やや多い」、吸実性カメムシは北関東、東海、近畿で「多い」、東北、北九州で「やや多い」と予想。
 野菜類では、関東でアザミウマ類、コナジラミ類、アブラムシ類、タバコガ類、ハスモンヨトウなど病害虫の発生が多いと予想しており、施設開口部での防虫ネットの設置や、施設内と周辺の定期的な除草などを呼びかけている。
 そのほか、南九州で茶のチャノコカクモンハマキ、チャハマキが「多い」予想。
 次回第9号の予報は11月10日に発表する予定。

 

 
(関連記事)

葉いもち発生が多いとの予想 農水省の病害虫予報第7号(2011.09.12)

JAグループの安全防除運動―3の安全を守るため、農薬の適正使用を  JA全農肥料農薬部技術対策課(2011.07.08)

植物防疫に功績 5人の研究者らを表彰  報農会(2011.07.06)

(2011.10.13)