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受賞者17人(1人欠席)と今村委員長、中川・農協協会会長
表彰式の開会にあたって(社)農協協会の中川敞行会長は「この文化賞は農協運動に携わるみなさん力によって成り立っています。これからも農協運動を支えていく仲間たちの裾野を広げて、農協運動をさらに力強く発展させていっていただきたい」とあいさつした。
今村奈良臣農協人文化賞選考委員会委員長は、全国から「多数の方々をご推せんいただき、その推せん資料だけでも膨大なものでしたが、選考委員のみなさんが熱心に推せん文書を読んでいただき、そのうえで、選考委員会で激烈な議論を重ねてきた」こと、さらに今回は「国際交流賞」を新たに設け、18名の表彰者を選考したと経過報告した。
そして通常の表彰制度は「トップダウン」が多いが、この農協人賞は「地域の人たちが、地域の生命線である農協運動に携わる優れた方々を選んで表彰する」という「ボトムアップ」の表彰であり、それを選考する「選考委員であることを誇りに思う」と語った。
その後、今村委員長から18名の受賞者に表彰状と楯さらに副賞が手渡された(本間氏は代理人)。
来賓として飯田英章農林中央金庫常務は、信用事業部門で受賞された本田JAいわみ中央組合長と望月JA松本ハイランド前専務の信用事業における実績・功績を讃えるとともに、受賞者全員が事業の枠だけではなく、JAや県の枠を超えて、「農協組織・農協運動に貢献されてきた」と讃えた。
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表彰式後のシンポジウムの様子。パネリストが自身の活動やこれから農協運動への想いを語った。
【農協人文化賞】
1978年の農協法公布30周年を記念して創設され、農協運動の発展に寄与した隠れた功績者を表彰することをめざす。第30回を契機に、「農協運動の仲間達が贈る 農協人文化賞」に名称を変更した。事務局は社団法人農協協会。
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