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営農再開、福島は56%

 農林水産省は東日本大震災で被災した農家の営農再開状況を今年3月11日時点でまとめた。

 被害があったのは3万7700経営体。このうち70%にあたる2万6400経営体が営農を再開している。
 県別の再開状況は岩手県が94.8%、宮城県が54.2%、福島県が56.0%となっている。
 被害にあった経営体のうち、津波被害は1万200経営体。40%にあたる4090経営体が経営を再開。県別では岩手県が53%、宮城県が45%、福島県が17%となっている。
 営農を再開できない理由についての聞き取り調査結果では、岩手県と宮城県が「耕地や施設が使用できない」が9割を超えている。福島県では「原発事故の影響」がほとんどを占めている。
 なお、漁業被害を受けたのは1万3200経営体で58%にあたる7690経営体が経営再開している。県別には岩手県が53%、宮城県が42%、福島県で2%となっている。


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