今セミナーのテーマは「地域おこしのマンパワーー食と農による地域活性化ー」だ。
JAグループが地域振興策として位置付けている「食」と「農」による地域おこしは、単に経済を回復させるだけでなく、社会・環境・地域の誇りなど地域全体の活性化を課題としている。今セミナーでは、人・もの・情報の交流、地産地消の取り組み、地域内異業種とのネットワークづくりなど、さまざまな地域おこしの手法を考えるとともに、現在の農業政策と消費税問題などについても考える。
6月14、15日の両日で、開催地は鳥取県東泊郡の三朝温泉「三朝館」。セミナー参加費は3万円(宿泊料込み、宿泊なしの場合は1万5000円)。定員150人。
参加の申し込みはJA鳥取中央総務部(TEL:0858-23-3000、FAX:0858-23-3070、E-mail:sinc-ja@c.ja-tottorichuou.or.jp)まで。申込書はJA鳥取中央ホームページに掲載している。
研究会やその他の問い合わせについては、農協協会内の新世紀JA研究会事務局(TEL:03-3639-1121)まで。
【主なプログラム】(敬称略)
○6月14日
▽13:30 開会
▽14:00 基調報告「食と農で地域を元気に!」福山巌・JA鳥取中央代表理事組合長
▽14:40 講演1「離島発!地域再生への挑戦」山内道雄・島根県海土町町長
▽16:20 講演2「食のみやこ鳥取県ー果敢に関西へ拓く!!ー」米田裕子・鳥取県関西本部本部長
○6月15日
▽8:30 講演3「消費税と農業・JA9-その不当な扱い-」石原健二・元立教大学教授
▽9:40 講演4「ナシ産地鳥取100年の軌跡とこれから」田邉賢二・鳥取大学名誉教授
▽10:50 講演5「農による地域の復権と復興のために」佐藤幸也・宮城学院女子大学教授
▽12:10 閉会
▽13:00 現地視察
JA鳥取中央大栄西瓜選果場
旬鮮プラザ「満菜館」
20世紀梨記念館
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