学生懸賞論文のテーマは、日本の豊かな自然環境と調和した「持続可能な農業生産」の実現をめざし、「夢とロマンに満ちた活力あふれる世界の農業モデル国」となれるよう、『日本の農業に夢とロマンを―今後の農業のあり方について―』としている。
同社では、「次代を担う若い学生に、日本の農業は今後どうあるべきかについて、自由で大胆なアイディア」を提案してほしいと、この「学生懸賞論文」を募集することにした。
応募資格は、大学、大学院または農業大学に在籍する学生(共同執筆は不可)本人が日本語で執筆したもので、文字数は6000〜1万字以内。
公募期間は、平成24年6月1日〜9月30日。
同社ホームページから応募用紙をダウンロードし必要事項を記入の上、論文(電子媒体に論文データをいれたもの)と併せて、同社に郵送する。
最優秀賞には50万円、優秀賞には20万円を奨学金として支給する。
農業人口の減少と高齢化、耕作放棄地の増加など多くの問題を抱える日本農業の今後のあり方を、若い世代がどう考えているのか、興味深いものがあり、多くの論文が寄せられることを本紙も期待したい。
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