20〜40代の女性900人にインターネットで9月初旬に聞いたところ、8割の女性が、平日の週4回以上「自宅で作った夕食を自宅で食べる」と回答した。
また今後については全体の84%が週4回以上は「自宅で作った夕食を食べたい」と望んでおり、「内食」傾向の根強いことが明らかになった。
「平日の夕食を作る」と答えた女性が、作ることにかける平均時間は42分で、うち83%が平日に作る時間をもっと短くしたいと考えている。
また平日に週1回以下しか夕食を作らない女性の26%が、その理由を「時間がないから」と答えており、忙しい平日に調理時間を確保することが負担になっていることがわかった。
夕食を作る女性が忙しい時によく作るメニューは「野菜炒め・炒め物」が23%、「カレー」が14%。短時間で作れるし、栄養バランスに優れることが人気の秘訣ではないかとされている。
忙しい女性たちは平日の調理時間を短縮するために様々な工夫をしている。
時短法として、52%は「電子レンジ・オーブンを使う」、36%は「フライパンひとつで料理をする」、31%は「あわせ調味料を使う」、28%は「粉末だしを使う」と答えている。
特に10分以上の時短をしている女性は「作りおきした料理を冷凍保存しておく」、「圧力鍋を使う」、「シリコンスチーマーを使う」などの割合が高くなっている。
この調査はJAグループが取り組む「みんなのよい食プロジェクト」の一環として実施した。同プロジェクトは「よい食」とは何かを、みんなで一緒になって考え、行動していく運動。
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