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取り組み強化で合意 生物多様性条約の締約国会議

 農水省は「生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)」と「カルタヘナ議定書第6回締約国会議(COP―MOP6)」の結果を10月22日発表した。

 2つの会議は10月1〜19日、インドのハイデラバードで開き、条約の目的達成に向けて締約国などが取り組みを強化していくことについて合意した。日本からは政府代表団として農水省、外務省、環境省などの担当者が参加した。
 COP―MOP6の会議では、我が国が途上国などの能力開発のため積極的に取り組んだことに関して多くの謝意が示された。
 主な議題の1つであった遺伝子組換え生物のリスク評価については、専門家が作成した指針案を今後実地に試行していくことを決定した。
 COP11の会議では、名古屋議定書の作業計画や資源動員戦略など広い分野を議論した結果、今後も条約の目的や戦略計画2011〜2020・愛知目標の達成に向けた取り組みを強化していくことで合意した。
 なお次回のCOP12は2014年後半に韓国で開くことを決定した。


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