コンドン氏は1968年生まれの44歳。アイルランド出身で、20年間にわたりヨーロッパ、アジアの医療品医薬品事業部門で要職を歴任してきた。
日本でも勤務経験があり、大阪で事業部門の責任者を務めていた時には、趣味で距離100kmの赤穂ウルトラマラソン大会に出場し優勝、大阪マラソンでも10位に入るなど多くの大会に出場した。また、地元のアイルランド語に加え、英語、独語、仏語、日本語、北京語を話すなど語学にも堪能だ。
コンドン氏は、就任に向けて「農作物と食料供給を守ることは、今の時代を生きる私たちに課せられた大きな使命。『よりよい暮らしのためのサイエンス』というバイエルのミッションに従い、農業関連業界のお客さまのために全力を尽くす」と抱負を語っている。
(関連記事)
・農薬関連事業の利益が2.5倍に バイエルの2012年上半期業績 (2012.08.07)
・AVH-301など新規剤が好調 農薬事業は微減 バイエル (2012.04.06)
・農産物市況の好調うけ、農薬事業が伸長 2011年業績 バイエル (2012.03.21)
・新たな水稲用箱処理剤を発売 ルーチントレス・ルーチンクアトロ バイエル (2012.02.17)