同賞は40才未満の若手研究者を表彰するもので、平成17年度から毎年開催しており今年で8回目。
今年は、超強力小麦の新品種「ゆめちから」を開発した農研機構北海道農業研究センターの西尾善太氏のほか、難防除病害のブドウ根頭がんしゅ病の拮抗菌を発見した岡山県農林水産総合センターの川口章氏、簡単で迅速な食中毒菌検査法を開発した農研機構食品総合研究所の川崎晋氏、サトウキビ、マンゴー、パインなど熱帯性農産物の品質評価システムを開発した琉球大学教授の平良英三氏の4人が受賞した。
表彰式は11月14日の14時30分から、東京ビッグサイトの「アグリビジネス創出フェア2012」会場内で行われる。
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