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JA全青協、国会前の座り込み始まる TPP交渉参加断固阻止

 全国から集まったJA全青協の盟友150人が、11月15日早朝より衆議院第2議員会館前でTPP交渉参加に反対する座り込み抗議活動を始めた。

シュプレヒコールをあげるJA全青協盟友ら  (写真)
シュプレヒコールをあげるJA全青協盟友ら  

遠藤友彦会長 野田佳彦首相は14日の夜にオバマ米大統領と電話で会談し、TPP交渉参加をめざすという考えは変えていないことを伝えたことが報じられており、18日から始まる東アジアサミットに向けて、依然として予断を許さない状況が続いている。
 JA全青協は15日、TPP交渉参加の絶対阻止をめざし、全国から盟友150人が集結。議員会館前での座り込みやJAグループと合同での首相官邸前抗議行動などを行う。
 午前9時には遠藤友彦会長がマイクを取り、「明日、解散しようとしているような状態でTPP交渉参加を表明させるわけにはいかない。将来の日本農業を守るわれわれ青年農業者の声を正々堂々と主張していこう」と呼びかけ、この日の活動の成功を誓い、「日本を潰すTPPは許さない」、「子どもたちのために未来の日本を守ろう」などとシュプレヒコールをあげた。
 そのほか、山田俊男自民党参議院議員や、紙智子共産党参議院議員らTPP反対派の国会議員らも続々と応援にかけつけた。山田氏は「(野田首相は)暴走している。国会を解散して東アジアサミットに出席したら、何を言い出すかわからない。緊張は高まっている」と、改めてTPP交渉参加反対の活動を続けていく必要があることを述べた。
 JAグループでは、15日14時から砂防会館(東京・永田町)でTPP交渉参加に反対する1000人規模の全国集会を開催。その後、16時からはJA全青協も交えて首相官邸前で抗議行動を行う。

(写真)
遠藤友彦会長


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