最も被害見込み金額が大きかったのは、6月21〜7月23日の間に九州北部などを襲った平成24年梅雨前線豪雨等で32億5000万円となった。
都道府県別では福岡の被害見込みが最も大きく、被害総額の50%を占める。次いで熊本、大分の順。作物別ではネギなどの野菜が約40%で13億3000万円。次いで水陸稲34%、ブドウなどの果樹が11%。
2番目に被害見込みが大きかったのは、9月30日の台風17号と、10月4日の19号で被害見込みは30億3000万円。うち52%は沖縄県。次いで鹿児島・和歌山県と続く。作物別ではサトウキビの被害が最も大きく、次いでカキなどの果樹、キクなどのその他農作物となっている。
3番目は9月16日の台風16号で17億7000万円。うち44%は鹿児島。次いで沖縄、長崎。作物別ではサトウキビなどの工芸農作物、水陸稲、オクラなどの野菜となっている。
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