「フードバンク」は流通上の理由で販売できなくなった食料品や日用品を、それらを必要とする人たちや福祉分野の団体・施設に無償で提供するしくみ。
日本生協連では、2010年12月から格差や貧困問題、食料問題、環境問題に対する支援や社会的支援の視点から活動をスタートした。パッケージの破損などで商品として販売できない食料品などを主に特定非営利活動法人セカンドハーベスト・ジャパンを通じて提供している。
2012年度(11月まで)に提供した商品は、菓子やカップ麺、飲料など食料品を中心に累計101種類、140万1170点となった。
また、宮城・茨城・広島・沖縄の各生協でもさまざまなフードバンク活動の支援を行っている。
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