現在、口蹄疫は、国内では発生していないが、台湾や中国では依然発生している。日本企業の進出が多い中国・大連市でも11月下旬に発生が確認され、稲わらなどの輸入が停止された。
今回の通知は、こうした近隣諸国の情勢を踏まえて、年末年始や中国の旧正月である春節(2月10日)でアジアでの人や物の移動が増えることを見越し、改めて防疫体制の徹底と危機意識を喚起するもの。
具体的には、大規模農場などでは2月末までに都道府県による立ち入り検査を実施すること、畜産関係者らの海外渡航の自粛、などを呼びかけている。特に外国人労働者や海外研修生を受け入れている農場では周知、指導を徹底するよう注意している。
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