これによると9月の全店ベース売上高は7378億円で、前年同月比▲2%、既存店ベースは6779億円で同▲4%と、全店、既存店とも11カ月振りにマイナスとなった。
その大きな要因は、昨年は10月のタバコ値上げに対する駆け込み需要があったために売上が伸びたが、今年はその反動で非食品の前年対比売上が▲18.5%と大きく落ち込んでいることにある。
食品関係では、米飯類や惣菜の売上は好調だったと報告されており、日配食品は同+9.6%と引き続き好調をキープしている。
来店客数は、12億2828万人(全店ベース)で同+3.5%、既存店ベースでも+0.4%と全店は11カ月、既存店は6カ月連続のプラスとなっているが、平均客単価が既存店で594.4円同▲4.4%、全店が600.7円同▲5.3%とマイナスとなっている。
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