それによると11月の総売上高は1兆399億円で、全店ベースでは前年同月102.6%と前年実績を上回っているが、既存店ベースでは97.7%と4カ月連続で前年実績を下回る結果となった。
協会では「平年に比べ気温が高く、防寒衣料や鍋物関連の食料品の動きが鈍かった」ことが、売上げが伸びなかった要因だと分析している。
分野別にみると、前月に好調だった衣料品や住関連商品が落ち込むとともに、惣菜も含めて食料品が伸び悩んでいることがみてとれる。
11月の企業数は60社8077店舗。売場1平方m当たり売上高は4万3459円(前年同月比98.6%)となっている。
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