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経営費が上昇 所得は低下 畜産農業5類型の実態調査  農水省

 農水省は畜産業について農業経営体(個別経営)の実態を営農類型別に明らかにする平成23年の調査を実施。12月3日、その結果を発表した。

【酪農】
 
1経営体当たりの農業粗収益は4262万円で、前年に比べて2.2%増加した。農業経営費は3606万円で4.5%増加し、この結果、農業所得は656万円となり、8.9%減少した。
【肉用牛】
 
粗収益は繁殖牛経営が673万円、肥育牛経営が4577万円で、前年に比べて1.1%と5.3%増加した。農業経営費は繁殖牛経営が568万円、肥育牛経営が4193万円で、それぞれ5.4%と6.0%増加し、農業所得は繁殖牛が106万円、肥育牛が384万円となり、それぞれ16.9%と1.8%減少した。 
【養豚】
 
粗収益は5771万円で前年より5.5%増加。農業経営費は5142万円で6.8%増加し、農業所得は629万円となって、4.4%減少した。
【採卵養鶏】
 
粗収益は4450万円で前年より5.1%増加。農業経営費は4050万円で5.6%増加し、農業所得は400万円となって、0.3%減少した。
【ブロイラー養鶏】
粗収益は9728万円で前年より1.5%増加。農業経営費は9171万円で1.6%増加し、農業所得は558万円となって、
0.9%減少した。

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