早期栽培「やや良」から「良」-7月15日現在2017年8月7日
農林水産省は7月15日現在の29年産早期栽培の作柄概況を発表した。
西南暖地の早期栽培の作柄は、高知県と宮崎県で「やや良」、鹿児島県で「良」が見込まれている。田植期以降、おおむね天候に恵まれたことにより穂数と全もみ数が「やや多い」ないし「多い」と見込まれ、台風等の被害も少ないと見込まれる。
一方、沖縄県の第1期稲の作柄は、田植期以降の低温、日照不足や虫害などの被害で「やや不良」が見込まれる。
西南暖地の早期栽培とは四国と南九州の地域で台風による被害を避けるため8月中旬頃までに収穫する栽培と、2期作をする沖縄県の第1期稲。
(関連記事)
・早期栽培作柄「やや不良」-農水省(16.08.01)
・米の早期栽培 作柄は「平年並み」(14.07.28)
・西南暖地「平年並み」25年産米早期栽培(13.07.29)
・早期栽培米の作柄、「平年並み」から「やや不良」 農水省(12.07.30)
・早期栽培、「やや不良」ないし「平年並み」 23年産作柄概況(11.08.18)
・西南暖地の早期栽培は「やや不良」 農水省が水稲の作柄概況(10.08.02)
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