ANAファーストクラス機内食で金芽米を提供 東洋ライス2017年11月24日
東洋ライス(株)の「金芽米」が、ANA成田・羽田発国際線ファーストクラスの機内食として、2017年12月~2018年2月まで採用される。
全日本空輸株式会社(ANA)の国際線ファーストクラス機内食に採用される「金芽米」の原料米は、青森県立五所川原農林高等学校の生徒たちが育てた「つがるロマン」を使用した。同校は、国際水準の第三者認証機関であるグローバルGAPを、日本の高校としては、初めて取得している。
この「つがるロマン」を、東洋ライスが日本健康医療学会から「国民の健康医療に有効」との認定を受けた「金芽米」に加工し、ANAに提供する。
ANAグループは、「ブルーナンバー・イニシアティブ(※1)」と協働し、透明性のある「食のサプライチェーン・プラットフォーム」の構築を目指しており、その取り組みの一環として「金芽米」を採用し、ファーストクラスの機内食として提供することになったものだ。
この取り組みは昨今、世界中で取り沙汰される食の安全性や、トレーサビリティ、生産過程における環境保全、生産活動に係る人権尊重に対応した、三者協働による国際基準に則したものであり、さらに食による健康増進をも視野に入れた広範な社会貢献を目指したものとなる。
今回、三者協働に至った契機は、「金芽米」が2012年からANAの機内食に採用されてきた経緯に加え、小泉進次郎衆議院議員と東洋ライスの雑賀社長との雑誌対談の際に、小泉議員からの提案が発端となった。
11月17日に五所川原農林高校で行われた記念イベント「五農米 世界を飛ぶ」では、小泉議員からの、お祝いのメッセージが披露された。
祝辞概要は「世界一高い米を手掛ける東洋ライスと、日本の農業高校で初めてグローバルGAPを取得した五所川原農林高校とのコラボが実現して嬉しい。『金芽米つがるロマン』が大空で振舞われる景色を想像するだけで、日本の農業の未来、農業新時代の到来を改めて感じる」というものだ。
原料米生産を行う五所川原農林高校は、2016年に「水田」でグローバルGAP認証を取得。同校ではGAP認証に際し、教育の一環として生徒自身が書類手続きを行った上で、認証審査を公開で実施するなど、人材育成にも貢献したことなどが評価され、顕著な業績や成果をあげた団体として、グローバルGAP大賞を受賞している。
東洋ライスは、「金芽米」、「金芽ロウカット玄米」の世界12か国展開など、機能性米によるコメのグローバル化を推進してきたが、このたび海外輸出強化のための国際基準化を志向し、本年8月、同社「サイタマ工場」において、消費者に安全な食品を提供することを目的とした国際規格「FSSC22000」を取得した。
※1:ニューヨークに本部を置くブルーナンバー財団が、世界で展開するイニシアティブ。生産者、販売者、消費者など食に係る全ての人・組織をつなぎ、サプライチェーンを見える化することで、トレーサビリティと透明性の確保を目的としている。
(関連記事)
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