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生乳生産量 2年連続増産の見込み-Jミルク2020年2月3日

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 (一社)Jミルクは1月31日、2020年度の生乳・牛乳乳製品の需給見通しを公表した。生乳生産は北海道で4年連続の増産、都府県では減産幅が縮小し全国では2年連続の増産を見込んでいる。

 北海道は前年比103.3%の423万t、都府県は同99.3%の324万tで全国で742万tと同101.5%の見込み。

 都府県は減産だが、2019年度が前年比98.5%の見込みとなっていることから、減産幅が縮小する見通しだ。

 搾乳期を迎える2歳以上の頭数は北海道では1万頭以上増え49万2000頭となる見通し。また、これまで減少が続いてきた都府県も2020年度下期から下げ止まり微増に転じて39万6000頭となる見通しとなっている。

 2019年11月までの乳用雌牛の出生頭数は前年102.5%と前年を超えている。都府県も102.8%と堅調に推移している。Jミルクは性判別精液の普及などが要因としている。

 ただ、直近では乳用雌牛への黒毛和牛授精率が再び上昇していることや、5歳以上の頭数の減少が続き、牛の供用年数が短縮傾向になるなど増産に向けた懸念事項もあるとして、Jミルクではこれまでの増産基調の流れを継続させることが求められるとしている。

 また、北海道と都府県の生乳生産量の差が100万となり、都府県の飲用向けにさらに移出が増えると道内の乳業工場などの稼働にも影響するため、都府県の生産基盤をさらに強化するため、国の増頭奨励金などの事業活用も求められるとしている。

 生乳生産の増産にともない脱脂粉乳とバターの生産も増加する見通しで、脱脂粉乳は7万7600t(前年比103.6%)の在庫、バターは1万4900t(同54.8%)となる見込みで脱脂粉乳とバターの需要アンバランスが強まる見込み。牛乳等の生産量の見通しのうち、需要の拡大が続いてきたはっ酵乳は2020年度は前年比100.1%と踊り場にあると見られ、脱脂粉乳を使用するはっ酵乳の需要喚起も求められるとしている。

 農林水産省はこうしたバターと脱脂粉乳の需要動向をもとに、同日、令和2年度の輸入枠数量を決めた。算出にあたっては▽バターの需給が安定して推移していること、▽脱脂粉乳需要が減速していること、▽生乳生産が増加に転じたことをふまえて算出方法を見直した。

 その結果、バターは令和3年2月に在庫量が300tとなり、必要な在庫量との差が▲2万tとなることから2万tのバター枠を設定する。

 脱脂粉乳は令和3年3月に4万6400tと必要在庫量の5万tとの差が▲約4000t程度なることから4000tの脱脂粉乳の輸入枠を設定する。


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