オフィスに"置き野菜" 全農が参画 販路拡大へ2016年6月2日
JA全農は、オフィスに小パックの野菜を置き、手軽に食べられる〝置き野菜〟のサービスを行う企業に出資し、農産物の販売チャネルの拡大を目指す。全農にとって、スタートアップベンチャーへの初めての純投資となる。
企業に"置き野菜"のサービス(OFICE DE YASAI)を展開しているのは(株)KONPEITO(コンペイトウ、本社=東京都渋谷区)。オフィス内で食べられる、ひとくちサイズの野菜や果物を中心に、新鮮な「ヘルシーフード」を届け、企業の「健康経営」を支援している。
オフィス内には小型の冷蔵庫を設け、週1、2回の頻度で配達。1パック100円程度。同社は2014年にこのサービスを立ち上げ、東京都内の企業300社以上が導入している。
すでに全農は、企業向けチャネルに適した商品の共同開発や新商品のテストマーケティングに着手。全農ブランドの商品やドライフルーツ、全農オリジナルのミニトマト「アンジェレ」の供給などがスタートしている。
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