JA全農 スシローの株式取得へ2017年3月1日
40億円を出資
JA全農は3月1日、回転寿司チェーン業界最大手「あきんどスシロー」の親会社である(株)スシローグローバルホールディングスの株式取得を検討していると発表した。
(株)スシローホールディングス(本社:大阪府吹田市、代表取締役CEO:水留浩一)は3月30日に東証に再上場する予定だが、同日に同社株式の一部取得を検討している。
取得する株式は普通株式で取得上限金額は40億円としている。
JA全農は業務用向けの多収性品種(茨城の「ふくまる」、滋賀の「レーク65」など)の生産をJAとともに全国の産地で進め、全農パールライスを通じて国産米の安定調達を求める回転寿司スシローの原料用米として提供、安定した契約によって生産者の所得向上を図ってきた。
スシローは全国に回転寿司店を442店、韓国に6店舗出店している(2016年9月30日現在)。
JA全農は自己改革の一環として今後もこのような取り組みを展開し、外食事業者や食品メーカーと連携して国産農畜産物のを安定的に消費者に届けるとしている。
(関連記事)
・【JA全農がめざすもの】第4回米穀事業 業務用需要と安定契約 農家の経営発展めざす (14.10.07)
・「寿司屋」の志、産地との提携で (14.10.16)
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 「味に差なく、おいしく食べてほしい」 江藤農相2025年4月24日
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日