世界最速のORPHISをJA共済連愛知で活用2017年8月25日
仕事を支える大きなチカラ
職場のIT化で「ペーパーレス」時代といわれるが、大勢の人たちが参加する会議や研修では、資料やテキストとして、「紙の資料」は不可欠だ。その資料などを作成するためには、効率的で省力化されたプリンターが必要だ。理想科学工業(株)はそうしたプリンターを開発・製造している企業だが、最近、「世界最速のプリントスピードで、低ランニングコストの高速プリンターORPHIS(オルフィス)」の新機種を発売し話題となっている。そこで、この最新プリンターを実際に導入したJA共済連愛知県本部を取材した。
◆毎月30万枚の紙資料が必要
「毎月A4判換算でおよそ30万枚印刷していますね」とJA共済連愛知県本部総務部の長尾敦史さんは、それが当たり前だという表情で語ってくれた。それだけの印刷量をたった1台の高速カラープリンターORPHIS(オルフィス)が昼夜を問わず担っているという。
どうして毎月30万枚ものプリントアウトが必要なのだろうか?
JA共済連愛知県本部は、JA共済事業を普及推進し管理するために、県本部だけではなく県内JAの職員に対する情報発信や教育・研修、そして共済商品を説明する資料、普及推進する対象者へ配布する資料など、多数の印刷物が必要になる。
教育・研修だけをみても、県本部やJAの新人職員向け、中堅職員対象、幹部職員対象そして役員対象の各種研修会や会議がある。
さらにJA共済を普及する中核であるLA(ライフアドバイザー)研修、JAの支店で窓口対応しているスマイルサポーターと呼ばれる職員に対する共済商品の内容や推進のための専門的な研修。さらに、JA共済を普及するための各種普及会議。そして普及推進部門だけではなく、総務関係など管理部門の研修などなど、数多くの研修や会議がある。そのそれぞれにテキストや資料が必要になる。
もちろんJA共済では、パソコン端末などIT機器を使用した業務を行っているし、LAにはタブレット端末を支給してペーパーレス化を図っているが、タブレット端末はLA中心のため、研修や会議に出席するLA以外の職員には「紙の資料」は不可欠だといえる。
また、JA組合員や地域の人たちには、JA共済連全国本部が発行する資料はあるが、より地域に合った情報を提供するために、県本部がその資料を作成する必要があるなど、ペーパーレス化を進める一方で、「紙の資料」の必要性は確実にあるといえる。
◆コンパクトで場所をとらない
(フィニッシャー・スキャナーはオプション)
こうした膨大な印刷物を効率的・省力的に作成するためのプリンター選定に当たっては、当然だが複数社から資料や見積書を取寄せ、実際に機器にも触れて検討した。
だが、これだけの量を「確実にこなし、連続使用しても耐えられるようにするためには、オルフィス以外の他社製では2台導入する必要があった」という。
ところがオルフィスは「1台で問題なくこれだけの量を印刷することができ、しかも製本できるフィニッシャーを含めても非常にコンパクトなので、限られたスペースでも余裕をもって設置することができた」という。
実際にオルフィスが設置されている印刷室を見ると、さまざまなサイズの用紙や消耗品が壁一面に設置された棚に収納され、さらに簡単な作業ができる作業台が置かれているが、まだスペースに余裕がある感じがする。しかし、それも1台の設置だからで、このスペースにもう1台複合機などが入るとおそらく作業台などを置く余裕はなくなるだろう。
省スペースも大事だが、同様に気になるのは耐久性やトラブルがあったときのメンテナンス対応だといえる。
長尾さんによれば「理想科学工業は、問題が起きても連絡をすれば即日で対応してくれるということも大きな決定要因だった」という。
◆6分強で1,000枚を美しくカラープリント
県本部に設置されているオルフィス「GD9630」は最新の機種で、1分間に160枚プリント(両面なら1分間80枚)するという「世界最速」のプリンターだ。通常のオフィス用プリンターだと1分間に40枚前後だという。A4判カラー片面1,000枚のプリント時間はオルフィスなら約6分15秒、通常のオフィス用カラープリンターなら約25分かかることになる。オルフィスの圧倒的なプリント時間の短さには驚かされる。
カラーインクはブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・グレイの5色構成となっている。新たにグレイインクを加えることで、滑らかなグラデーションを実現している。
また、紙の使用量を抑えるために両面印刷は必須だが、速乾性のインクを採用しているので、両面プリントでもきれいに仕上がる。
しかも、独自のカラープロファイルによって、画像に適した画質でプリントし、インクを無駄なく効率的に使うので、プリントコストはA4判普通紙片面1枚でわずか1.44円、モノクロなら0.50円という低コストを実現していることも魅力だ。
◆Z折りも自動できれいな製本が可能
プリンターとしての性能に加えて、オプションとして不可欠なのがORフィニッシャーである。プリント後のパンチやステープルなどの加工も自動化できる。さらに会議資料は通常はA4判だが、数値など大きな表はA3判というケースが多いのではないだろうか。その場合でもOR紙折りユニットをつければZ折りにしてA4サイズにまとめることも可能になっている。
実際に県本部でプリントから製本までの工程を見せてもらったが、製本された資料はZ折りも含めて天地左右がきれいに揃っており、人が手で製本するよりもはるかに良い仕上がりになっていた。
◆共済事業を支える
「大きな戦力」
県本部では、独自の管理用ソフトを各部署に配布してあり、これを見るとどの部署が何時に何枚プリントするかが分かり、使いたい時間を予約できる。予約した時間に印刷室に来て印刷をスタートさせれば、製本まで自動的に作業が行われるので、職員さんはその時間に他の仕事をすることができるというわけだ。
実際に使っている職員さんに話を聞くと「会議の資料は数字の間違いなどが許されないので、直前まで原稿の差し替えができるオルフィスの高速性はとても助かる」と語ってくれた。
県本部ではリース契約で昨年末に導入している。耐久性は1,000万枚ということだが、導入以来6カ月で印刷枚数は200万枚を超えており、「3年くらいで1,000万枚は超える」と長尾さんは予測している。
高速でコストパフォーマンスがよく、印刷も製本の仕上がりもきれいだと好評なオルフィスは、JA共済連愛知県本部では、職員さんと同じように大きな戦力として、「仕事のチカラ」になっていることを取材して実感した。
そして、それを陰で支えているのが、メンテナンスやインク、用紙の補充などきめ細かなサービスを提供している理想科学工業のスタッフの力強い「仕事のチカラ」だということも知ることができた。
【ORPHISの問合せ先】
理想科学工業株式会社 営業本部MA営業部
住所:〒108-8385 東京都港区芝5-34-7 田町センタービル5F
電話:03-5441-6683 FAX:03-5441-6614
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