ボランティア農業を視察 人づくり研究会が現地研修2018年9月14日
JAの常勤役員らでつくるJA人づくり研究会(代表=今村奈良臣・東京大学名誉教授)は、9月13日、神奈川県JA横浜で第31回の研究会を開いた。約50人が参加し、農家視察や実践発表にもとづく意見交換などを行った。
研究会は、労働力としてボランティアを受け入れて経営する都筑区の石川照雄さん(62)の農場を視察。定年退職した人を中心とする約50人のボランティアが、約4haの農地で農作業を楽しみながら野菜や果物を作っている。無償だが、直売所や観光農園もあり、ボランティア同士、あるいは市民との交流の場になっており、都市農業の新しいビジネスモデルとして参加者の関心を集めた。
実践事例では、JAいわて花巻が組合員直営型カントリーエレベーター運営、JA横浜が組合員組織活動、北海道のJAきたみらいが組合員・役職員の学習活動について報告した。特にJA横浜は、中堅職員有志によるプロジェクトの「組合員と組織」の答申内容を報告。このなかで、組合員の部長職への登用などを提案し、論議を呼んだ。(詳細は後日、まとめて掲載します)
(写真)ボランティア農場に関心
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