岡山に広域物流センター設置 JA全農2018年11月27日
JA全農は11月26日、中四国7県域を供給エリアとする農薬の広域物流拠点「JA全農中四国広域物流センター」を岡山市内に設置し、12月3日から稼動すると発表した。
供給エリアは、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、愛媛。
県域を超えた広域物流センターは平成24年度から稼動している北部九州地区に続き2か所目。
中四国広域物流センターでは農薬メーカーのストックポイントや各県域の在庫を集約し、一元的に在庫管理を行う。
農薬メーカーへの発注は中四国7県域をまとめて一括発注し、工場からの集中配送で同センターに納品し、出荷元別、年限別に農薬在庫を一元管理する。
農家組合員やJAからの受注に対しては、配送先別の集品作業や農家別セット組み作業(農家別に仕分けして箱詰めする作業)を集中的に行い、中四国7県域に効率的に配送する。
JA全農はこれらの取り組みを通じて農薬メーカー工場から農家戸配送までの効率的な広域物流体制をめざす。年間供給金額は約95億円(約35万ケース)。11月29日には出発式を開く。
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