甲子園の活躍讃えて金足農高へ繁殖雌牛 JA全農 2018年11月15日
JA全農は11月14日、今年の夏の甲子園で準優勝した秋田県立金足農業高校に繁殖雌牛1頭と牛肉100㎏を贈呈した。同校で牛を飼育してもらい、準優勝の感動を忘れず一層活躍して欲しいとの思いを込めた。併せてJA全農北日本くみあい飼料(株)から、牛の飼料を贈った。
秋田市の同校を訪れた全農の山崎周二専務は、渡辺勉校長に目録を手渡し、甲子園での活躍が全国の農業高校生や農業関係者に勇気と感動を与えたとして、その功績をたたえた。全農賞として贈ったのは繁殖雌牛「ふゆこ」で、秋田県有の種雄牛「義平福」の産子。このほか長澤豊会長賞として「山形牛」の牛肉100kgを贈った。後日贈られる飼料は、繁殖成績の向上と連産性に優れた「繁殖かぁーちゃん」など1年分。
山崎専務は「しっかり育てて、たくさんの良い牛を生産して欲しい」と期待を込めた。渡辺校長は「地元JAや全農から応援や支援をいただき、生徒の活躍につながった。いただいたお肉は24日のバーベキュー大会で関係者に振る舞いたい」とお礼を述べた。
なお、全農は2016年からBS朝日の夏の甲子園中継番組へ協賛しており、今年度は47都道府県のオリジナルCMのなかで高校球児を応援した。
(写真)繁殖雌牛と牛肉を贈る山崎専務(右)※クリックすると大きな写真が表示されます。
※山崎氏の「崎」の字は正式には異体字です。
(関連記事)
・【対談】自給率向上の具体策を 農業あっての地域・国家(1)【山田俊男参議院議員・菅野孝志JAふくしま未来代表理事組合長】(18.10.19)
・金足農業高校に感謝状を贈呈 日本農業新聞(18.10.03)
・今、農業高校が輝いている 金足農高の活躍で弾み(18.08.31)
・金農準優勝 農業関係者「勇気づけられた」-全中会長がコメント(18.08.23)
・準優勝でセールス 東京の秋田県アンテナショップ(18.08.22)
・世界選手権での活躍誓う 卓球の石川佳純選手が全農を表敬訪問(18.02.08)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日