県内産花きで花育事業を展開 JA全農長野2021年2月1日
JA全農長野と長野県、長野県花きイノベーション推進協議会、長野県花のある暮らし推進協議会は1月25日、長野市立南部小学校で長野県産花きを児童に配布し、花きを通じて学びの機会を提供する「花育事業」を実施した。
持ち帰るための花を初めて包む児童たち
新型コロナウイルス感染症の拡大による式典の中止や冠婚葬祭の自粛・延期の影響で花の消費が縮小するなか、JA全農長野では、花の需要喚起や県内産花きの認知向上を目的に、冬にも生産・出荷している「長野県産の花」を県内の小学校に配布する花育事業を1月14日から開始している。
同事業は花育を希望する県内小学校43校の児童約5300人に、同県が生産量日本一(2018年産農水省統計)のアルストロメリアやダリアなど県産花き約1万本を配布する予定だ。
長野市立南部小学校で行った花育では、全校児童573人分の長野県産アルストロメリアを用意。小学校に出荷箱で届けられた花を児童自らが運び込み、配布の準備を行った。授業ではJA全農長野や長野県が今回新たに作成・監修した教材を使い、花にまつわる様々な内容を学習した。栽培方法や流通の部分はJA全農長野野菜花き課の担当者が説明し、児童からは「アルストロメリアには何種類の色があるのか」などの質問が出されていた。
長野県産花きを使った花育事業は今後も県内各地で行われ、2月上旬に希望する全ての小学校で開催を終える予定となっている。
重要な記事
最新の記事
-
持続可能な食と農へ 農中と農研機構が協定2025年4月23日
-
将来受け手のない農地 約3割 地域計画で判明2025年4月23日
-
ふたつの「米騒動」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月23日
-
鳥インフル対策 大規模養鶏は分割管理を 農水省2025年4月23日
-
米の生産目安見直し 1.7万トン増産へ 北海道2025年4月23日
-
県内国公立大学の新入学生を秋田県産米「サキホコレ」で応援 JA全農あきた2025年4月23日
-
「岐阜えだまめ」の出荷始まる 初出荷は80kg、11月までに700t出荷へ JA全農ぎふ2025年4月23日
-
いわて純情米消費拡大月間がキックオフ JR盛岡駅前でおにぎり配布 JA全農いわて2025年4月23日
-
2025いわて純情むすめ大募集 純情産地いわての魅力を全国に伝える JA全農いわて2025年4月23日
-
【JA人事】JA常総ひかり(茨城県) 堤隆組合長を再任2025年4月23日
-
食べ物への愛と支える人々への感謝込め ニッポンエールからグミ、フルーツチョコ、ドライフルーツ詰め合わせ 全国農協食品株式会社2025年4月23日
-
カレー、ラーメンからスイーツまで 「鳥取の魅力」詰め合わせ JA鳥取中央会2025年4月23日
-
大自然から生まれたクリームチーズ 昔ながらの手作り飴に 蔵王酪農センター2025年4月23日
-
千葉県柏市「柏市公設市場」一般開放デー開催 市内JAが初出店2025年4月23日
-
新茶の季節に「お茶フェア」産地直送通販サイト「JAタウン」で初開催2025年4月23日
-
緑茶用品種「せいめい」全ゲノム配列を解読 多型情報解析を可能に 農研機構2025年4月23日
-
AIとIoT、新規センサを活用 スマート畜産排水処理技術を開発 農研機構2025年4月23日
-
「サツマイモ基腐病を防除する苗床の土壌還元消毒SOP」第2版を公開 農研機構2025年4月23日
-
第11回京都市場伊賀産肉牛枝肉研修会開く 伊賀産肉牛生産振興協議会2025年4月23日
-
充実の装備と使い勝手の良さで計量作業を効率化 農家向け計量器2機種を発売 サタケ2025年4月23日