阿波野、井端ら元プロ野球選手が熱血指導 富山市で「JA全農WCBF少年野球教室」開催2022年9月5日
王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団(WCBF)は9月3日、「JA全農WCBF少年野球教室」を富山県富山市の「アイザックスポーツドーム」で開催。元プロ野球選手の豪華な講師陣が野球少年たちに直接指導を行った。
今年で30年目を迎えるこの教室は、元プロ野球選手が講師を務め、毎年全国各地で開催。富山教室には、少年野球の7チーム、小学生、指導者、保護者ら計112人が参加し、元プロ野球選手の阿波野秀幸氏(近鉄OB)、田村藤夫氏(日本ハムOB)、井端弘和氏(中日OB)、鈴木尚広氏(巨人OB)の4人講師による直接指導が行われた。
投げ方の基本を指導する阿波野講師
開校式では、阿波野講師が「今日はしっかり野球の基本を覚えてください。みんなが野球が上手くなる手助けができたら。元気よくプレーしてください」とあいさつ。全農富山県本部の西井県本部長は「今日、講師から教わったことをよく聞いて、明日からの野球人生に活かせるようにしっかり頑張ってください」とあいさつし、教室がスタートした。
集まった子どもたちを前にバッティングの基本を指導する井端講師
ウォーミングアップ後は、鈴木講師が走塁の基本をレクチャー。その後、子どもたちは、ポジション別に分かれ、各ポジションのプロフェッショナルである講師陣から「投げる」「捕る」「打つ」「走る」など野球の基本について指導を受けた。外野手を指導した鈴木講師は「自分が苦手と思うことを繰り返し練習すること。それが野球が上手くなる近道」とアドバイス。子どもたちは、真剣な表情で取り組んでいた。バッティングの基本では、井端講師がバッティングを披露すると、プロの打球を間近で見た子どもたちから歓声が上がった。
指導者講習会では、トレーナーの吉田直人氏が、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。また、スポーツ栄養教室では、 JA全農の越野彩氏が、保護者を対象に成長期の子供に必要な栄養や運動時の食事の摂取などについて講義を行った。
参加者には、全農富山県本部から富富富パックごはん(3個入り)と、JAうおづ提供の麦茶のほか、協賛各社から、国産農畜産物などが贈られた。野球教室の様子は、全農の公式Twitter「全農広報部スポーツ応援」で発信している。
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