千葉県全市町村と「見守り協定」締結 コープみらい2015年9月7日
首都圏の生協・コープみらいは千葉県の全54市町村と「高齢者の見守り協定」等を締結した。
千葉。埼玉・東京を事業エリアとするコープみらいは、7月31日付けで締結した協定をもって、千葉県内の全54市町村が進める高齢者等の見守り活動に参加することになった。
各県の生協と全市町村との協定等の締結は、鳥取県、宮城県、茨城県に続き4例目となる。
コープみらいでは、安心して暮らせる地域をつくるためには、市町村や地域包括支援センター、地域の他の事業者等との連携の中で高齢者等を見守ることが重要であると考え、各市町村が進める見守り活動への参加を積極的に進めてきた。
千葉県においては、2011年5月25日に習志野市と「高齢者見守りネットワーク事業に関する協定」を締結したのを皮切りに、12年度3市町村、13年度23市町村、14年度21市町村、今年度6市町村と締結し、県内全54市町村と締結した。
また、千葉県と千葉県生協連は2014年10月28日に「ちばSSKプロジェクト(しない、させない、孤立化!)等に関する協定」(※)を締結。コープみらいは千葉県生協連の会員として、ちばSSKプロジェクトに協力している。
コープみらいでは、今後更に進んでいく高齢化の中で、その事業や活動、中でも宅配サービス「コープデリ」「コープデリの夕食宅配」などの「同じ担当者が決まった時間に地域を回り、組合員の自宅まで商品を届ける」事業を生かして、安心して暮らせる街づくりに協力していくとしている。
※千葉県民一人ひとりが、高齢者の孤独化防止のための具体的な行動を起こすきっかけづくりとなるよう実施されているプロジェクト。「SSK」は、「しない」のS、「させない」のS、「孤立化」のKと、それぞれのアルファベットを記号化したもの。
なお、コープみらい全体の自治体との見守り協定等の(9月3日現在)、協定締結自治体は、170自治体中125自治体(全自治体の74%)となっている。
都県別には、△千葉県54自治体中54で100%、△埼玉県63自治体中37で59%、△東京都53自治体中(島嶼部除)28で64%。△合計170自治体中125で74%となっている。
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