米国が牛肉SG見直しに言及-ハガティ駐日大使2017年9月13日
ハガティ駐日米国大使が9月12日、齋藤農相を表敬訪問した。会談後、ハガティ大使は冷凍牛肉のセーフガード発動措置をはじめ日米間の農産物貿易について今後とも幅広く協議していくことで合意したと話した。
(写真)齋藤農相を表敬訪問したハガティ駐日米国大使(左側、手前から2人目)
齋藤農相は、ハリケーンによる被害を見舞うとともに農産物への被害も大きかった被災地の一日も早い復旧、復興を願うなどと述べた。
そのうえで、「米国はわが国にとって長年の農産物の安定供給国であり、友好的な農産物貿易の維持発展に向けて協力していきたい」と話した。
ハガティ大使は、フロリダ、テキサス、ルイジアナなどは農業地帯であり被害も大きかったことなどに触れ、「このようなときこそ日米両国の絆が再確認されるときだと考えた」などと話した。
会談後、ハガティ大使は記者団に対し「冷凍牛肉のセーフガード発動の問題についても率直に議論した。今後協力できる幅広い分野に関して引き続き話し合いを継続することに合意した」などと述べ、牛肉セーフガード措置について見直しを含めて協議を求めていく姿勢を示した。
(関連記事)
・牛肉セーフガード 14年ぶり発動-農水省(17.07.31)
・日米牛肉交渉の本気度(17.04.24)
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・イタリア産牛肉の輸入を再開(16.05.09)
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