NOSAI全国連が発足 収入保険の実施主体2018年4月3日
平成31年からスタートする収入保険事業の実施主体となる「全国農業共済組合連合会」(愛称:NOSAI全国連)が4月2日に発足した。
昨年6月の法律改正で「農業災害補償法」が「農業保険法」に名称を変えたことにともなうもので、全国連合会は47の都道府県農業共済組合、または農業共済組合連合会が会員となった。
収入保険は自然災害だけでなく価格低下も含めた農業収入の減少を総合的に補てんする新しい保険でこの秋から加入受付をスタートする。加入手続きや保険金支払いなどの業務は全国農業共済組合連合会から委託を受けた地域の農業共済組合等が行う。役員は理事14名、監事3名。職員は21名。 収入保険は当面、農業関係団体や行政との連携で全国10万経営体の早期加入をめざすとしている。
▽会長理事=高橋博(※高は異体字)(学識経験者)
▽副会長理事=天野望(神奈川県農業共済組合組合長)
▽同=小八重雅裕(宮崎県農業共済組合連合会会長)
▽常務理事=成川透(学識経験者)
▽理事=岡田恒博(北海道農業共済組合連合会会長)、青柳長一郎(山形県農業共済組合組合長)、加藤憲一(栃木県農業共済組合組合長)、矢田富郎(石川県農業共済組合組合長)、柳澤伯夫(静岡県農業共済組合連合会会長)、山下英利(滋賀県農業共済組合組合長)、門出進(山口県農業共済組合組合長)、森浩一(徳島県農業共済組合組合長)、池田實生(福岡県農業共済組合連合会会長)、鈴木直(学識経験者)
▽代表監事=鈴木恒雄(和歌山県農業共済組合組合長)
▽監事=工藤忠義(岩手県農業共済組合組合長)、六車守(学識経験者)
(関連記事)
・予算案にみる「生産調整見直し」(18.01.07)
・収入保険の比較シミュレーションを公開-NOSAI(17.11.14)
・ふるさと見守り活動を開始 NOSAI全国(17.08.21)
・「備えの種をまこう。」‐NOSAI(17.03.15)
・NOSAI制度70周年のキャッチフレーズ募集(16.11.11)
・農家保管中の農産物損害を補償-全国農業共済協会(16.04.11)
重要な記事
最新の記事
-
JA熊本経済連が1000トン落札 政府備蓄米 「価格下がっても500円前後か」2025年3月12日
-
JAさがは2回目も入札 政府備蓄米放出 「今年は米騒動起こさぬため」2025年3月12日
-
政府備蓄米、入札量の9割落札 JA福井県 価格低下は限定的か2025年3月12日
-
意思決定と女性参画【小松泰信・地方の眼力】2025年3月12日
-
シロアリ防除剤「メタミサルト」、蛍光性能で薬剤の存在を可視化 最速で業界トップシェア目指す ZMクロッププロテクション2025年3月12日
-
こども食堂で富山県産牛乳の体験ミルク教室を開催 JA全農とやま2025年3月12日
-
岐阜県産イチゴのイベント「ぎふのいちごおやつマルシェ」を開催 県内17の菓子店が集結 JA全農岐阜2025年3月12日
-
農協シリーズからモナカアイス「北海道ミルク」「京都宇治抹茶」新登場 JA全農2025年3月12日
-
「いわて純情米」アンバサダーにエンゼルス菊池雄星 投手が就任 JA全農いわて2025年3月12日
-
黄金の郷のこだわり りんごとトマト、丸搾りのジュースに JAいわて平泉(岩手県)2025年3月12日
-
特産のゆずがドロップに 鼻に抜ける甘酸っぱい香り JA神奈川つくい(神奈川県)2025年3月12日
-
ハマササゲの耐塩性機構が明らかに 作物の耐塩性開発に期待 農研機構2025年3月12日
-
青りんごが赤くなる不思議 眠りから覚めた遺伝子が果皮の色を変えるメカニズム判明 千葉大学2025年3月12日
-
植物栽培の生理生態情報定量的を可視化 高知大学IoP共創センターと共同研究開始 welzo2025年3月12日
-
家庭用油脂製品7%~15%の値上げ 油脂製品を価格改定 J-オイルミルズ2025年3月12日
-
グリーンコープ生協みやざき「笑顔つながるこだわりマルシェ」都城で15日に開催2025年3月12日
-
三重県カンキツ生産者研修会開く 高品質安定生産、日焼け対策などを報告 三重県園芸振興協会2025年3月12日
-
「健康経営銘柄」3年連続選定「健康経営優良法人~ホワイト500~」は9年連続認定 明治HD2025年3月12日
-
「健康経営優良法人2025」認定を取得 ヤンマー2025年3月12日
-
令和6年度省エネ月間四国地区表彰にて「四国経済産業局長表彰」受賞 井関農機2025年3月12日