シカの資源利用を考えるシンポ開催 日本鹿皮革開発協2018年10月1日
農林業に大きな被害を与え、捕獲したうちの1割ほどしか利用されていないシカの資源利用について考えるシンポ「森とシカと人の共存による地域おこしを考えるつどい2018」を10月18日、東京の学士会館で行う。
このシンポでは、過疎化や高齢化に加えて、鳥獣被害が増加し農家の営農意欲が失われているて農山村に元気を取り戻すために、鳥獣・森林資源を生かした新たな地域産業を創出し、奥山に定住できる森林環境を整備すること。さらにシカ資源の持続的・安定的な利用や、わが国で実践してきたシカ飼育で培った知識・技術で一時飼育や飼育の復活をについて考える。
また、知識や技術のほか、過去の失敗体験や海外の優良事例の紹介をする。
【森とシカと人の共存による地域おこしを考えるつどい2018】
日時:10月18日(木)13:00~16:30
会場:学士会館202会議室(東京都千代田区神田)
参加費:一般3000円、学生1500円(書籍・資料代)
プログラム:
■講話
・「日本人はシカとどう共存し、資源利用してきたのか」宮崎昭(京都大学名誉教授)
・「持続的な資源利用に向けて、今必要なこと―養鹿の経験と技術に学ぶ」丹治藤治(日本鹿皮革開発協議会会長)
■パネルディスカッション
「シカの資源利用に求められること―共存と持続可能性・地域おこし・海外交流」
【パネラー】
・ジビエ生産者
・皮革加工業者:高橋直道(東京都足立区・サナックス企画事務所代表&革靴職人)
・教育関係者:阿久津昌世(栃木県立宇都宮白陽高校教員)
・地域おこし関係者:長谷耕平(北海道池田町・地域おこし協力隊員)
【アドバイザー】
・ジビエ専門家:安松恵一郎(農林水産省農村振興局農村環境課鳥獣対策室企画官)
・鹿&畜産専門家:宮崎昭(京都大学名誉教授)
・養鹿専門家:丹治藤治(獣医師)
・林業専門家:伴次雄(元林野庁長官)
■シカ資源を利用した製品を展示
申込み方法:名前、所属、住所、TEL、メールアドレスを明記し、FAXまたはメールで申込み。
申し込み先:森とシカと人の共存による地域おこしを考えるつどい2018実行委員会事務局 日本鹿皮革開発協議会事務局内
〒152-0022 東京都目黒区柿の木坂3-7-16
TEL/FAX:03-3414-2877
E-mail:tanji@ninus.ocn.ne.jp
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