「稲作コスト低減シンポジウム」参加募集 農水省2019年2月25日
農林水産省は3月5日、同省講堂において「稲作コスト低減シンポジウム」を開催する。
稲作コスト低減のため、効果の高い"多収化"に焦点を当てたシンポジウムを開催する。特に、多収化が求められる飼料用米や輸出用米、米粉用米の産地の取り組みに加え、多収品種の普及を進めるために必要な種子供給の県間連携の取り組みなどを紹介し、幅広い参加者による意見交換を行う。
開催は3月5日(火)午後2時半から。米生産者など一般250人が対象。稲作コスト低減シンポジウム参加者申込みについて(専用フォーム)かFAXで、名前(フリガナ)、連絡先(メールアドレス、FAX番号、電話番号など)、勤務先・所属団体等を記入し、申込む。締め切りは2月26日午後5時到着分まで。
◎プログラム(敬称略)
▽講演
「稲作コスト低減における多収の意義について」農水省政策統括官付穀物課・添田孝志
▽事例紹介
「飼料用米の多収化に向けた取組について」(株)秋川牧園生産部次長・村田洋
「輸出に向けた民間品種を含む多収品種の活用について」岐阜県農政部農産園芸課水田経営係長・安藤秀哲、ぎふ農業協同組合営農部営農企画課代理・林秀治、
「米粉用多収品種『ミズホチカラ』の取組ついて」農研機構次世代作物開発研究センター稲研究領域稲育種ユニット上級研究員・佐藤宏之、熊本製粉㈱取締役企画・SCM本部長・浦郷弘昭
「コスト低減に向けた多収品種の開発及び普及の取組について」農研機構次世代作物開発研究センター稲研究領域領域長・山口誠之
「需要に応じた種子供給のための県間連携について」全国主要農作物種子供給推進協議会事務局長・馬場利紀
(関連記事)
・【多収米を考える(1)】 多収米とはどんな米(18.11.13)
・【2018年JAの米実態調査から】5年後も主食用生産量を維持 コスト抑制技術に高い期待感(3)(18.08.30)
・多収米で2つの新品種育成 農研機構(18.02.20)
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