ゆすはらジビエの里を認証2019年12月20日
農林水産省は12月19日、国産ジビエ認証制度にかかる認証機関により、国産ジビエ認証施設(第9号)として、特定非営利活動法人ゆすはら西が運営する食肉処理施設「ゆすはらジビエの里」が同日付で認証されたと発表した。
梼原町から貸与を受けて導入したジビエカー(移動式解体処理車)
国産ジビエ認証委員会により登録された認証機関である(一社)日本ジビエ振興協会は、認証申請があったNPO法人ゆすはら西が運営する食肉処理施設「ゆすはらジビエの里」を審査し、制度に規定するすべての要件を満たすと認められたため、同日付で「国産ジビエ認証施設(第9号)」の食肉処理施設に認証した。
今回認証された国産ジビエ認証施設の概要は次のとおり。
▽施設名 ゆすはらジビエの里(所在地・高知県梼原町)
▽事業者名 NPO法人ゆすはら西(代表・西村建雄氏)
▽取り扱い獣種 ニホンジカ・イノシシ
【取り組みの概要】
平成29年度に梼原町から全国初導入のジビエカー(移動式解体処理車)の貸与を受け、保健所と複数回にわたり衛生管理の協議を重ねて食肉処理施設を整備したことを契機に、「シカ被害対策及びジビエ活用推進協定」を締結した檮原町、四万十森林管理署、猟友会と連携しシカなどの捕獲情報を共有するなどジビエ利活用を推進。ジビエを重要な地域資源と位置づけて町の地域活性化に貢献することで「ジビエグルメ」のまちづくりを目指す。
(関連記事)
・長野市ジビエ加工センターをジビエ認証施設に認証(2019.08.23)
・国産ジビエ認証施設として2施設を認証(19.06.04)
・全国の飲食店でジビエ料理を提供(18.10.15)
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