果樹産地化へ"みかんの農業研修生"募集中 29日まで 長崎県南島原市2022年7月12日
長崎県南島原市は、果樹の産地化に向けた取り組みの一つとして、10月から"みかん"の農業研修を開始。7月29日まで研修生を募集しており、その告知動画を公開した。
長崎県の南部、島原半島の南東部に位置する南島原市は、北部に島原市、西部は雲仙市と接し、有明海をはさんで熊本県天草地域に面している。温暖な気候のもと、1000メートルを超える雲仙山麓から南へ広がる肥沃で豊かな地下水を含む大地で、多くの農産物を生産。県内有数の農業地帯で、水はけの良い土壌はみかん栽培に適している。
同市は、果樹の産地化に向けて、(1)果樹の振興、(2)新規就農者の増加・農業後継者の定着、(3)販路拡大、(4)農家の所得向上を掲げ、各種施策に取り組んでいる。研修生の募集は、新規就農者の確保と育成、定着をめざし、果樹における農業技術の向上・農業経営力の習得を目的とした座学や現地研修を実施するもの。
その一環で制作された動画は、南島原市職員が出演し、市内生産者のインタビュー等を実施。長年にわたってみかんを栽培してきたベテラン農家や若手の就農者などがみかん農家としてのやりがいや魅力、これまでの苦労などを語っている。また、南島原市の魅力をPRするため、世界遺産「原城跡」をはじめ市内各所の景色を織り交ぜたPR動画となっている。
◎南島原市農業研修生募集概要
申込期限:7月29日
定員:3人
期間:10月から約2年間
研修費:無料
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