令和5年度 就農希望者への奨学金贈呈 報農会2024年3月7日
公益財団法人報農会は令和5年度の就農希望者への奨学金を、下記4名の農業大学校生に贈ることを発表した。
同会は、就農を希望し植物保護(農作物の病害虫・雑草防除、農薬)に関心を持ち科学的知識、技術の習得を深めるため、各県農業大学校に在籍している者で、優秀な研究を行った者に対して毎年奨学金を贈呈している。
この事業は、全国農業大学校協議会の全面的な協力を得て実施しており、全国から選出された5名の研究報告を同会に設置した就農希望者奨学金審査委員会において審査し、平成30年度からは優秀賞または奨励賞を決定し、最高額10万円の奨学金と賞状が在籍学校長を通して贈呈されている。
また、審査委員会における検討結果を「講評」としてまとめ、今後の農業実践上の参考として本人に送付している。昭和58年度(1983年度)に同事業が発足して令和5年度は41回目に当たり、受賞者は188名に達した。
■令和5年度 就農希望者奨学金受賞者および調査研究課題名
奨励賞
○ブドウ「デラウエア」の早期被覆、早期ジベレリン処理による早期収穫
山形県立農林大学校 果樹経営学科2年 山口あかり
○キュウリの高温処理による病害抵抗性の誘導
滋賀県立農業大学校 農業科有機農業専攻2年 原田信靖
○有機水稲において新規就農者が効果的に行える除草方法の検討
島根県立農林大学校 農業科有機農業専攻2年 森廣渓太
○ばれいしょ種いもジベレリン処理による規格内いも率向上
宮崎県立農業大学校 農学科作物専攻1年 石﨑想良
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