米主食が減少、野菜「毎日食べる」は増加 JCAの消費行動に関する調査2019年3月25日
日本協同組合連携機構は2018年10月に実施した「農畜産物の消費行動に関する調査結果」を公表した。
食生活の関心度のトップ3は「おいしさ」「健康」「食費削減」の順で、年齢層別では若年層は「食費削減」「時短」「簡便化」、高齢層では「おいしさ」「健康」に関心が高い。
食料品の買い物予算等に対する実際の支出は、「予算内で収まる」が52.3%と前年より増加し「予算をオーバーする」(「いつも予算をオーバーしてしまう」+「予算をオーバー気味である」)が 45.4%と減少した。
「米が主食」は1週間21食のうち13.52食(前回13.87食)と減少、「米以外が主食」は5.88食(同5.55食)と増加した。「米が主食」のうち、「家庭で炊飯した米」は11.22食(同11.66食)と減少、「中食・外食(計)」は2.31食(同2.21食)と増加した。
【米】
一週間に米をたく回数は「7回」がトップで29.0%と増加した。5回以下が減り、6回以上の回数が軒並み増加した。
【野菜】
野菜を食べる頻度は連続して減少していた「毎日」(「ほぼ毎食」+「ほぼ毎日」)が61.3%(同58.6%)と増加に転じた。一方果物を食べる頻度は「毎日」(「ほぼ毎食」+「ほぼ毎日」)が30.5%と(同31.1%)減少し、「週1~5回」が37.9%(同35.1%)と増加した。
【畜産物】
畜産物等の摂食頻度は「週に一回以上」(「毎日」+「週の半分以上」+「週に1~3日」)食べるという回答が牛肉で32.4%(同33.6%)と減少、豚肉は73.2%(同73.2%)と変わらず、鶏肉は65.2%(同64.3% )と僅かに増加、たまごが84.8%(同85.0%)と微減、牛乳は71.0%(同66.2%)と増加した。
詳しい資料は今後日本協同組合連携機構(ホームページ)で公表される。
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