米粉の老舗「日の本穀粉」食品安全のFSSC22000認証取得2020年8月19日
米粉を製造・販売する日の本穀粉(株)は、国内外で高まる食の安全に対するニーズに応え、世界標準の製品を届けるため、食品安全規格として世界的に認められているFSSC22000認証を取得した。認証機関は、ペリージョンソンホールディング (株)で第三者認証事業を担うペリージョンソン レジストラー(PJR)。認証登録日は6月19日。
食品安全のFSSC22000認証取得した日の本穀粉
日の本穀粉は、うるち米粉、もち米粉、寒梅粉、味甚粉、ミックス粉、菓子種を創業から130年以上にわたって製造・販売している老舗メーカー。顧客ニーズに合わせた商品開発に、安全で安定した製品品質の維持はもちろん、原料調達から問い合わせ対応まで全社的な体制を整えている。
米粉は和菓子にとどまらず、パンや洋菓子、惣菜などに幅広く使われ、近年は特に小麦アレルギーを持つ人から代替食材としても注目されている。同社は、こうした多様化する食文化へ迅速に対応するため、取得したFSSC22000を活用し、設備・技術・人材の向上に取り組んでいる。また、伝統と最新技術の融合を図り、米粉のさらなる需要拡大に向け、世界への情報発信に努めていく。
食品安全システム規格FSSC22000は、ISO22000(食品安全マネジメントシステム)と前提条件プログラムによる食品安全システム規格で、フードディフェンスを含む食品安全規格として日本で最も知名度の高い認証。GFSI承認認証規格として世界的に信頼を得ている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日