生活困窮者の支援、食品ロス削減へ フードバンクなどへ食品96トンを寄贈 コープデリ2023年8月4日
コープデリ生活協同組合連合会は8月3日、生活困窮者の支援、食品ロスの削減への取り組みとして、2022年度はフードバンクなどへ食品96トンを寄贈したことを発表した。
「食品寄贈ボックス」イメージ
コープデリは、物流センターで予備に少量確保している農産品や食品（加工食品）、流通段階で少し袋が破けた米など、組合員に届けられなくなった商品を、生活困窮者の支援と食品ロスの削減のためフードバンクへ寄贈している。
2022年度（2022年4月～2023年3月）は56.4トン（お米13.1トン、農産品27.1トン、食品（加工食品）16.2トン）をフードバンクに寄贈した。また、サイズ違いなどで組合員から返品された紙おむつ8490パックをフードバンクに寄贈した。
寄贈イメージ
コープデリグループの会員生協では、一部店舗等に設置している「食品寄贈ボックス」やイベント開催時に組合員から寄せられた食品（缶詰、インスタント食品等）を、支援を必要としている人へ無償で提供する「フードドライブ」活動も実施。2022年度は40.2トンの食品をフードバンクに寄贈した。
寄贈した合計約96トンの食品、および紙おむつは、地域のフードバンクや社会福祉協議会、乳児院、子ども食堂、大学など88団体を通じて、生活困窮者などの支援に活用されている。
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