NTTアグリテクノロジーと資本業務提携契約を締結 農業総合研究所2024年9月4日
農業総合研究所とNTTアグリテクノロジーは9月3日、資本業務提携契約を締結。日本の食の安定供給、持続可能な農業の実現、安心安全な国産野菜の流通活性化など、農産物を通じた新たな価値の創造に向けた取り組みを共同で進めていく。
連携イメージ
農業分野において、国内では急速な農業従事者の減少・高齢化に伴う担い手の確保や技術継承、世界では感染症・地政学リスク、気候変動の深刻化などによる「食の安定供給」や「食の安全性」に対するリスクが課題となっている。
NTTグループ唯一の農業専業会社であるNTTアグリテクノロジーは、ICTによる最先端グリーンハウスの設計・施工、高収量且つ安定供給が期待できる大規模施設園での生産販売、デジタル技術によるデータ駆動型農業の実装などに取り組み、生産性の高い農業や地域農業の発展をめざしている。
農業総合研究所は、日本および世界から農業が無くならない仕組みを構築することを目的とした産直流通のリーディングカンパニー。全国で約90の集荷拠点を活用し、農産物の産地直送販売をスーパー(約2000店舗)で実現した「農家の直売所事業」と、生産者から農産物を買い取り、ブランディングしてスーパーに卸す「産直卸事業」を展開してきた。
このほど、両社で持続可能な農業の実現に向けた様々な取り組みについて議論を重ねる中、双方のアセットを活用した共創事業に取組んでいくことで合意。今後、「大規模施設園芸事業」と「産直卸事業」という両社の強みを掛け合わせることで、生産者と消費者をつなぎ、日本の食の安定供給や安全性の高い国産野菜の流通・拡大をめざし、農産物を通じた新たな価値の創造を進める。
◎資本業務提携の内容
・農産物の高付加価値化やフードロス削減に資する、規格外野菜などを活用した食品加工品の開発、流通、販売
・農業総合研究所が展開する事業において、農産物の流通量及び販売価格の適正化を実現する、ビッグデータなどを活用したAI需要予測システムの共同開発、展開
・その他、両社協働による諸施策、新たなビジネスモデルの検討・推進
重要な記事
最新の記事
-
豊かな食届ける役割胸に(2) ホクレン(北海道)会長 篠原末治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年12月24日
-
【特殊報】メロン退緑黄化病の発生 県内で初めて確認 兵庫県2024年12月24日
-
【特殊報】ナシ果実にサクセスキクイムシによる被害 県内で初めて確認 福島県2024年12月24日
-
【特殊報】キュウリ退緑黄化病 県内で初確認 タバココナジラミの防除徹底を 福島県2024年12月24日
-
森トラストが老舗ベーカリーの浅野屋をグループ傘下に 子会社の万平ホテルが株式取得2024年12月24日
-
「ミルク&ナチュラルチーズフェア2025」を帯広と札幌で開催 ホクレン2024年12月24日
-
第1回「令和6年度国内肥料資源利用拡大アワード」受賞者決定 日本有機資源協会2024年12月24日
-
多収大豆品種「そらみずき」「そらみのり」を開発 2024農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2024年12月24日
-
鳥インフル 米ノースダコタ州、サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月24日
-
多収穫米への関心が高まった業務用米セミナー【熊野孝文・米マーケット情報】2024年12月24日
-
【役員人事】日本曹達(2025年1月1日付)2024年12月24日
-
2年目を迎えた「国産DAY」国産農畜産物を選んで食べる新習慣が着実に浸透 JAグループ2024年12月24日
-
三重県いちご共進会開く 期待の新品種「うた乃」も初出品 三重県園芸振興協会2024年12月24日
-
【役員人事】北興化学工業(2025年1月1日付)2024年12月24日
-
環境計測と農業の革新技術 SDI-12対応「POC-SDI12小型USBモジュール」販売開始2024年12月24日
-
おにぎりの世界を知る「おにぎりサミット2025」開催 11自治体が参加2024年12月24日
-
「ポケットマルシェ」2024年の生産者ランキング発表 総合1位は愛媛の柑橘農家2024年12月24日
-
ブロードキャスターCF-D・CFA-DシリーズでBFトラクタシリーズ向け専用オプションをササキより発売 井関農機2024年12月24日
-
有機JAS認証取得の有機純米料理酒「自然派Style」から登場 コープ自然派2024年12月24日
-
平日クリスマスに厳選フルーツ「ピースタルト」8種 「フルーツピークス」全店販売2024年12月24日