「定植前リン酸苗施用」の手引き公開 農研機構2016年4月12日
農研機構東北農業研究センターは3月28日、「定植前リン酸苗施用によるネギのリン酸減肥栽培」の手引きを公表した。
国際的な肥料の需要増などにより肥料原価の価格上昇している。またリン酸肥料の原料であるリン鉱石が輸入であるため、将来的な資源の枯渇も懸念されている。そんな中、同センターは1997年に開発した「定植前リン酸苗施用技術」をパンフレットにまとめた。
「定植前リン酸苗施用技術」はリン酸肥料の低減技術の1つ。コンテナなどに入れたリン酸カリ溶液に苗を浸漬してから定植する技術で、これにより畑へのリン酸施肥量を50%以上減らしても慣行栽培と同程度の収量が確保できる。
手引きでは具体的な手順や適用範囲、Q&Aなどが掲載されている。マニュアルは無料で、問い合わせ先は農研機構東北農業研究センター企画部産学連携室広報チーム(電)019-643-3414。その他ホームページからダウンロードできる。
(関連記事)
・施設栽培ピーマンのアブラムシ被害を防ぐ天敵昆虫の利用技術マニュアル 農研機構 (2016.03.31)
・ウンシュウミカンに生活習慣病予防効果 農研機構ほか (16.03.30)
・農研機構と3研究所が統合 4月1日から新「農研機構」がスタート (16.03.02)
・は種作業時間半減 飼料用トウモロコシ 「耕うん同時は種法」開発 農研機構 (16.02.19)
・積雪による温室倒壊を防ぐ対策手引き 農研機構ホームページで (16.02.18)
重要な記事
最新の記事
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日
-
ベランダや庭先で手軽に米づくり「バケツ稲づくり」申し込み開始 JAグループ2025年1月10日
-
栃木の6生産者が集結 旬の味覚を堪能「畑のマルシェ」開催 那須千本松牧場2025年1月10日
-
新CM『クボタが支える 日本農業』篇 11日(土)からオンエア クボタ2025年1月10日
-
秋田県にコメリパワー「本荘インター店」25日に新規開店2025年1月10日