持続可能な農業のためのイノベーション BASF2019年3月15日
BASF(独)は、農業向け製品パイプラインの拡充により、2028年までに発売予定製品の世界総売上高は60億ユーロにのぼる見通しだと発表した。
これは、2028年までに世界で30以上の製品を上市するもので、継続的な研究活動をベースにしたユニークなイノベーションパイプラインから生じたものである。
パイプラインには、化学的および生物学的農薬製品、種子および形質、ならびにデジタルソリューションが含まれている。これにより、革新的で持続可能な農業におけるBASFの主導的地位がさらに強化される見込みである。
また、菜種、小麦、米、果物、野菜などの重要な農作物の全栽培期間にわたり、等しく多様で有望なパイプラインを提供するとしている。2018年買収した事業により、イノベーションプラットフォームの範囲は大幅に拡大し、より包括的なソリューションを提供し、統合が進む業界においてより確かな選択肢を生産者に提供できるようになった。
現在、パイプラインは、研究開発への継続的な投資、買収したビジネスの統合、強力なパートナーシップにより、具体的な進展を見せている。2019年には農業ソリューションの研究開発に約9億ユーロを投じる予定だという。
(関連記事)
・新殺菌剤が欧州で承認取得 BASF(19.03.15)
・BASFが新規殺菌剤販売 「アクサー(R)フロアブル」と「イントレックス(R)フロアブル」(19.01.29)
・スマート農業 小規模・中山間にも導入を BASF(19.01.25)
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