気候変動と害虫テーマに市民講座 農研機構東北農業研究センター2020年10月12日
農研機構東北農業研究センターは11月7日、岩手県盛岡市の同センターで第32回農研機構東北農研市民講座を開く。テーマは「気候変動がイネ害虫のカメムシ類に与える影響」で参加申込みは11月5日。
変温動物である昆虫は大雨や台風、真夏日といった気候変動の影響を強く受ける生き物だが、これまでの研究で気温の上昇で害虫が増え、世界の農作物被害が大きく増える可能性が指摘されている。日本においても、東北で見られなかった昆虫が将来的に南の地域からやってくる可能性が十分にあるという。
今回の市民講座では、気候変動が害虫にどのような影響を与えるのかについて解説し、気候変動とイネ害虫のカメムシ類の関係について行った研究を紹介する。
日時は11月7日(土)9時30分~10時30分、生産環境研究領域病害虫グループ上級研究員の田渕研氏が講演する。
小学生以下は保護者同伴で定員は20人まで。事前申込みが必要。住所、氏名(ふりがな)、電話番号を記入し、メールまたは電話、FAXで申し込む。希望者多数の場合は先着順とし、新型コロナウイルス感染防止対策のため、会場ではマスク着用、手指の消毒、検温の実施をする。なお、新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては中止の可能性あり。
○申込み・問い合わせ:農研機構東北農業研究センター地域戦略部研究推進室広報チーム
○メール:www-tohoku@naro.affrc.go.jp
○電話:019-643-3414 FAX:019-643-3588
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