4輪トラクターの省エネ性能を評価2014年4月18日
農研機構が試験方法を確立
農研機構生研センターは乗用型4輪トラクターの省エネ性能を評価するための試験方法を確立したと発表した。ユーザーがトラクターを購入する際の指標となるため、省エネ性能の高いトラクターの普及に役立つと期待される。
この試験方法では、22?29kW(30?40馬力)のトラクターで、耕幅1.7?1.8mのロータリ作業機を装着して、耕深12cmで30a区画を耕うんした時の燃費を推定する。
実際の燃費はほ場の土壌条件などを揃えなければ算出できないが、実際にほ場や舗装路面上を走行したデータから走行・旋回などにかかる燃費に換算する係数を割り出し、それを元に、省エネ性能を算出する。
この試験方法は25年度から日本農業機械化協会の「農業機械の省エネルギー性能認証表示制度」の評価試験方法として採用されている。
(関連記事)
・農機・技術の新規研究課題を決定 農研機構(2014.04.16)
・穀物乾燥機の省エネ性能評価法を確立 農研機構(2014.04.16)
・農作業死亡事故350人 調査開始以来最少(2014.04.09)
・施設キュウリのリン酸減肥へ マニュアル確立(2014.04.10)
・大豆作水田の地力低下を防ぐ(2014.04.10)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日