4輪トラクターの省エネ性能を評価2014年4月18日
農研機構が試験方法を確立
農研機構生研センターは乗用型4輪トラクターの省エネ性能を評価するための試験方法を確立したと発表した。ユーザーがトラクターを購入する際の指標となるため、省エネ性能の高いトラクターの普及に役立つと期待される。
この試験方法では、22?29kW(30?40馬力)のトラクターで、耕幅1.7?1.8mのロータリ作業機を装着して、耕深12cmで30a区画を耕うんした時の燃費を推定する。
実際の燃費はほ場の土壌条件などを揃えなければ算出できないが、実際にほ場や舗装路面上を走行したデータから走行・旋回などにかかる燃費に換算する係数を割り出し、それを元に、省エネ性能を算出する。
この試験方法は25年度から日本農業機械化協会の「農業機械の省エネルギー性能認証表示制度」の評価試験方法として採用されている。
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