物流合理化会社設立し、業務提携を強化 住友大阪セメント・デンカ2017年8月9日
住友大阪セメント(株)とデンカ(株)は8月8日、物流合理化会社設立等による業務提携の強化、に関する合意書を締結した。
住友大阪セメントとデンカは、「業務提携に関する基本協定書」に基づき、既にセメント事業において、一部分野での提携を平成10年より実施している。
今回は、それぞれのセメント事業の競争力強化と事業発展を図るためには、効率的な経営資源投入とコスト削減実施のための更なる業務提携の深化、が必要との認識で一致し、合意に至った。
○物流合理化会社設立趣旨
1.セメント出荷基地(サービスステーション)の統廃合と共同利用化
・中部地方以東に並存する両社のサービスステーションを統廃合し、設備維持および更新投資に係る固定費を削減する。
・存続するサービスステーションを共同利用するための物流合理化会社を設立する。
2.セメント専用船の高効率化
・住友大阪セメントが、デンカのセメント専用船契約を引き継ぎ、デンカのセメント、炭カル、ならびに石炭灰も含めて効率的な配船を行うことで、安定供給とコスト削減を図る。
○物流合理化会社概要
・名称:エスオーシーデンカ・ターミナル株式会社
・出資比率:住友大阪セメント60%、デンカ40%
・住所:東京都千代田区
・代表者:住友大阪セメントより派遣
・事業開始日:平成30年4月1日(予定)
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