密苗と感度アシストによる田植技術、開発特別賞受賞 ヤンマー2017年8月9日
ヤンマー(株)(本社:大阪市、山岡健人社長)の「密苗+感度アシストによる田植作業の革新的省力・低コスト化技術」が、農業食料工学会の「平成29年度開発特別賞」を受賞した。
「農業食料工学会開発賞」とは同会が、農業食料工学に関する技術の進歩に貢献したと認められる製品、及び製品に搭載された技術を開発した企業・団体に対して授与する表彰制度だ。
受賞した、ヤンマーの密苗技術および感度アシスト機能を搭載した田植機は、稲作農家における生産コストで最も高いウエイトを占める育苗・移植作業にかかる時間を大幅に短縮し、省力化を実現した。
また育苗トレイに高密度で播種することで、苗箱や育苗ハウスなどの資材費を削減し、農家の収益性向上にも大きく貢献できる。
「平成29年度開発特別賞」受賞に伴い、9月8日に開催の農業食料工学会年次大会で、授与式が行われる。また12月8日に開催の「第22回テクノフェスタ」(農業食料工学会主催)において、受賞講演が行われる。
(写真)密苗仕様田植機による作業
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