光選別機「ピカ選」で挑戦したことは? サタケ2019年1月29日
精米機のトップメーカー(株)サタケは、「やってみよう(挑戦)」「変えてみよう(変革)」「諦めない(不屈)」の3つの精神と、自由な発想を大切にしたいという思いから、自社製品を使い音楽演奏にチャレンジした。
使用されたのは光選別機「ピカ選」。白米や玄米の中から異物や着色粒などの不良品を圧縮空気で除去する装置で、近年はプラスチックや食品など穀物以外の用途にも利用範囲が広がっている。
同機は異物などを除去する際に、エジェクター(エア排出ノズル)から「プッ」「シュッ」などの音を発する。この音を制御することで音楽が奏でられるのでは、と考え昨年夏から取り組みが始まった。
まず、音楽データをエジェクターの噴射信号(バルブの駆動信号)に変換するため専用ソフトを開発。さらに同機の基盤内のプログラムを一部変更し、音のずれや遅れを解消した。
(写真)テレビCMの一場面(オーケストラ篇)
「ピカ選」の演奏は同社のCMで使用されていて、3月末まで広島、山口、岡山、香川、愛媛の5県で放送されている。
(写真)光選別機「ピカ選」
(関連記事)
・「佐竹蘇州工場」が創業20周年 (株)サタケ(18.12.11)
・サタケが農業食料工学会・森技術賞を受賞(18.09.19)
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