アルゼンチンに現地法人設立 サカタのタネ2017年12月19日
種子メーカーである(株)サカタのタネは、2018年4月に南米・アルゼンチンに現地法人を設立する。
アルゼンチンは、人口が4341万人(南米第3位)で、回復中の経済成長と底堅い国内消費の増加、活性化が予想されている。国民1人当り野菜消費量は年間約70㎏と、ブラジルの約50kgを上回っており、野菜種子の市場規模は南米ではブラジルに続く2番目だ。
サカタのタネはこれまで、同国では代理店を通じて野菜種子を販売してきてきたが、今後に予測される同国の野菜市場ニーズやトレンドに素早くきめ細かく対応するために、現地法人を設立することにした。
名称は「Skata Seed Argentina S.A.」で、所在地はブエノスアイレス市。資本金は1700万アルゼンチンペソ(約1億900万円)で、サカタのタネが95%株式を保有する子会社となる。事業内容は、種子の輸入と販売、試験栽培で、単体の売上高目標は4年後に6.2億円、8年後に9.3億円としている。
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