イチゴ生産はどこを目指すかでシンポ2018年1月9日
・農研機構野菜花き研究部門国際シンポジウム
農研機構野菜花き研究部門は、国際シンポジウム「日本のイチゴ生産は何処を目指すか」を2月13日に名古屋で開催する。
イチゴはトマトに次いで国内の産出額が大きな品目であり、生産者はもちろん消費者にとっても欠かせない重要な果実的野菜だ。また、品質の高さは世界的にも認められており、有望な輸出品目としても注目されているが、産地では生産者の高齢化による栽培面積の減少と生産量の漸減、消費量の減少など、多くの問題を抱えている。
このシンポジウムではイチゴ生産に関する国内外の研究成果を報告し、技術開発の現状と課題を整理するとともに、地域の研究機関との連携を強化し効率的な技術開発を進めるための協議を行う。さらに、日本と生産体系や消費形態が近い東アジア、とくに韓国、中国から、イチゴ研究の中心的な研究者を招聘し、生産動向、品種開発、栽培技術の現状および課題について情報交換意見交換を行い、国際的な連携や協力の可能性についても議論する予定だ。
【シンポの概要】
○日時:2月13日 (火曜日) 13:00から17:50
(受付 12時30分~)
○場所:ウィンク愛知大会議室902
○住所:名古屋市中村区名駅4丁目4-38
JR名古屋駅桜通口からミッドランドスクエア方面徒歩5分、ユニモール地下街5番出口徒歩2分
○定員:150名
○参加費:無料
○参加申し込み:タイトルを「イチゴシンポジウム参加申し込み」として氏名,所属を明記の上、
naroberry@ml.affrc.go.jp
宛にメールで、1月31日まで(当日参加も可)
○講演者 (予定) と仮題
★総合司会:岡田邦彦 農研機構野菜花き研究部門
★挨拶:坂田好輝 農研機構野菜花き研究部門長
★Session I:日本のイチゴ生産の現状と課題
座長:沖村誠 農研機構九州沖縄農業研究センター
1.品種開発 (一季成り、四季成り品種の開発動向) 野口裕司 農研機構 野菜花き研究部門
2.栽培技術 (栽培上、経営上の課題を報告) 井狩徹 静岡県農林技術研究所
3.高設栽培 (高設栽培システム、環境制御) 吉田裕一 岡山大学
4.海外との連携(品種開発、技術開発) 郡健次 農林水産省
(※このセッションの発表は日本語)
★ポスターセッション・ディスカッションタイム
★SessionII:東アジアのイチゴ生産の現状
座長: 岩崎泰永 農研機構野菜花き研究部門
1.韓国イチゴ生産の現状と課題 龍永録 Yeoung Young Rog 江陵原州大学
2.中国イチゴ生産の現状と課題 雷家 Lei Jiajun 瀋陽農業大学
★Session III :総合討論
司会:望月龍也 東京都農林総合研究センター
(このセッションのディスカッションは日本語で行うが、英語、中国語、韓国語でも可能)
○問い合わせ先:
実行委員長:野口裕司 (農研機構 野菜花き研究部門)
○E-mail:ynogu@affrc.go.jp
事務局:岩崎泰永 (農研機構 野菜花き研究部門)
○TEL: 029-838-8681
○E-mail: iwasakiy@affrc.go.jp
(関連記事)
・イチゴ苗病害虫防除装置を小型化 農研機構(17.12.14)
・水田・畑作とイチゴ経営で【JA鳥取中央代表理事組合長 栗原隆政氏】(17.10.18)
・常磐線復旧で 宮城県亘理町・山元町のイチゴで商品展開(17.03.29)
・輸送性優れたイチゴ「恋みのり」(17.02.21)
・イチゴ 損傷・品質保持した輸出技術 農研機構(17.02.07)
重要な記事
最新の記事
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日
-
厚木・世田谷・北海道オホーツクの3キャンパスで収穫祭を開催 東京農大2024年11月22日
-
大気中の窒素を植物に有効利用 バイオスティミュラント「エヌキャッチ」新発売 ファイトクローム2024年11月22日
-
融雪剤・沿岸地域の潮風に高い洗浄効果「MUFB温水洗浄機」網走バスに導入 丸山製作所2024年11月22日
-
農薬散布を効率化 最新ドローンなど無料実演セミナー 九州3会場で開催 セキド2024年11月22日
-
能登半島地震緊急支援募金で中間報告 生産者や支援者が現状を紹介 パルシステム連合会2024年11月22日
-
徳島県産食材をまるごと楽しむ「徳島食の博覧会2024」30日から開催2024年11月22日
-
総供給高と宅配が前年割れ 10月度供給高速報 日本生協連2024年11月22日
-
森林の遮断蒸発 激しい雨の時より多くの雨水を蒸発 森林総合研究所2024年11月22日