イチゴ苗病害虫防除装置を小型化 農研機構2017年12月14日
農研機構はイチゴ苗の病害虫防除に使う蒸熱処理防除装置の小型化に成功した。
既存のプレハブ型冷蔵庫内に設置でき、従来機よりも低価格化と、70%の省電力化を実現した。
農薬を使わず、水蒸気の熱でイチゴ苗の病害虫(ナミハダニ、うどんこ病)を一度に防除できる。54×50×140cmの大きさで、重さは約30kg。一回に約1000株のイチゴ苗を約1時間で蒸熱処理できる。
併せて、装置の正しい使い方や実際野病害虫防除の事例等をまとめた「イチゴ苗蒸熱処理防除マニュアル2017」を作成した。農研機構のほか、(株)FTH、福岡県、佐賀県農業試験研究センター、熊本県農業研究センター等との共同研究。平成29年7月から販売代理店(エモテント・アグリ株式会社)から販売している。
(関連記事)
・輸送性優れたイチゴ「恋みのり」(17.02.21)
・イチゴ 損傷・品質保持した輸出技術 農研機構(17.02.07)
・水田・畑作とイチゴ経営で【JA鳥取中央代表理事組合長 栗原隆政氏】(17.10.18)
・新規殺虫・殺ダニ剤「フーモン」新発売 日本化薬(16.02.12)
・うどんこ病などに卓効 園芸用殺菌剤『ラミック顆粒水和剤』を発売 石原産業・日本曹達(16.04.13)
・新規うどんこ病殺菌剤「プロパティフロアブル」(15.01.09)
重要な記事
最新の記事
-
地域を守る闘いに誇り 元農林中金副理事長 上山 信一氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月1日
-
地域を守る闘いに誇り 元農林中金副理事長 上山 信一氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月1日
-
JA全農が新規採用職員入会式 石川佳純さんが激励 279人に辞令2025年4月1日
-
ベトナム産米、2万トンの日本向け輸出計画 国産米に近いジャポニカ米 きらぼし銀行支援2025年4月1日
-
政府備蓄米 第2回入札は100%落札 60kg2万722円2025年4月1日
-
米卸の在庫 集荷業者外からの仕入れ増える 2月末2025年4月1日
-
全国の総合JA数 496 4月1日現在2025年4月1日
-
【農業機械安全性検査新基準の解説】機械の側から危険な作業をなくす 農研機構に聞く(1)2025年4月1日
-
【農業機械安全性検査新基準の解説】機械の側から危険な作業をなくす 農研機構に聞く(2)2025年4月1日
-
7年産米概算金は先物市場の価格が参考に【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月1日
-
活力ある土づくり実践集団連絡協議会研修会を開催 JA全農山形2025年4月1日
-
山あいで育った「宇和茶」の甘みと香り 遠赤外線製法でじっくり乾燥 JAひがしうわ2025年4月1日
-
ササニシキのDNA継ぐ新たな神話 大崎耕土が生んだ「ささ結」 JA古川2025年4月1日
-
北総台地で育った「べにはるか」使った干し芋 サツマイモ本来の自然な甘み JA成田市2025年4月1日
-
和歌山の旬を産地直送で「ココ・カラ。和歌山マルシェ」オープン JAタウン2025年4月1日
-
JAみやざき「Tege Mahalo(テゲマハロ)」リニューアルオープン JAタウン2025年4月1日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年4月1日
-
【役員人事】農林中金アカデミー(4月1日付)2025年4月1日
-
埼玉県で開催予定の第75回全国植樹祭に木製品寄贈、木育授業も実施 農林中金2025年4月1日
-
300名にプレゼント「農作業スタートダッシュ応援キャンペーン」4/1から開催 デンカ2025年4月1日