アルストロメリアの魅力と、より美しく咲かせる栽培方法を解説しているのはブリーダーである(有)三宅花卉園の三宅泰行さん。主に南米に原種の多いアルストロメリアだが、「日本の環境風土、そして日本人の美意識にあう魅力ある」花きとして、その美しさを追求し、原種の収集にも力を入れている。
今回、紹介している品種は晩秋から春にかけて生育し花を咲かせ夏に休眠するため、夏の暑さに強く、一部原種を除けば耐寒性もあるので、ガーデン・花壇から切花まで幅広く楽しめる。丈夫に育てるコツは、「秋早めに植え付け、霜が降りる前に芽や根を出させること」だという。
ハスとスイレンについては、水面に浮かぶ花としてその違いや来歴について紹介している。
球根を零下1〜2℃で氷温貯蔵し、8月に植えて季節はずれの10〜11月秋に咲かせることができる冷凍ユリは、一般家庭でも安定して開花できるのが特徴だ。
そのほか、野菜作りのプロに聞く「葉野菜作りのQ&A」では、東農大客員教授の加藤義松さんが「夏場の高温対策」、「キャベツ、ハクサイがうまく結球しないのはなぜか」、「ダイコンの根割れ、又根はなるのはどうしてか」などの疑問に答えている。
『はなとやさい』への問い合わせは、タキイ種苗(TEL:075‐365-0123)まで。
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美しいアルストロメリアの花々
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